昭和の名曲ですよね?自分が好きなのは野坂昭如の『バージンブルース』ですね。これ、戸川純がカバーしたりしたんですけど、映画にもなりました。集団万引きで警察に追われる女の子(秋吉久美子)と中年男(長門裕之)の逃避行の映画で、最後、海の沖のほうに泳いでいく女を、どうすることも出来ずに中年男が見送るところで終わるんですよね。
そういえば、昔、円楽と談志が海水浴に行って、溺れた円楽を助けに行かなかった談志に理由を聞いたら「2人とも死んだら日本の落語が終わる」って話があるそうですね。
岩本君はどうですか?俺が海で溺れてたら助けにきてくれますか?俺は岩本君が溺れたら『がんばれ』って心のなかで応援するつもりです。
ところで『わたしのアイドル』といえば、忌野清志郎。いけしんさんは誰?長渕剛以外で答えてください。
群馬の山の中のキャンプ場の
3泊4日でラビリンスという野外テクノレイウ゛イベントに出かけてきました。
これがまた楽しいのなんの!
寝て起きて踊り、踊り疲れて寝て起きて踊り…の毎日でした。
来てる人達は一見どこか凶暴そうな
『仕事は暴力団の構成員、趣味はレイプです。』
みたいな男や
『昨日、病院の婦長から鍵を奪うのは大変でした。』
みたいな女子で一杯だったけど、
ちょっとぶつかっただけで
『ごめんなさい!』
とか、
『すいません。今、何時ですか?』
とか、
礼儀正しくて
『ヤバイね!これヤバイくね!』
が口癖のごく普通の若者達でした。
いや、しかしテクノは奥が深い!
昔からハマり気味だったけど、
今度はドップリな予感です。
写真は携帯の電池が切れたので、
よくわからない、この一枚だけです。

ついこの前の酒の席、
自分の席から少し離れたところに並んで座った、
『野鳩』の佐伯さちこさんと
『ロリータ男爵』の丹野晶子さんが、
お通しで出されたイカの塩辛を前にしての会話である。
佐伯『(ボソリ)あっ……、
あたし、イカの塩辛って生まれて初めて食べる。』
まわりの一同『(えっ!)』
丹野『フーン…。』
佐伯『……(パクリ)。』
丹野『どお?』
佐伯『……塩辛い……。』
丹野『フーン…。』
佐伯『……。』
丹野『……。』
佐伯『だからか…。』
丹野『…だね。』
異次元空間に迷い込んだような気分でした。
森田ガンツ
結局、昨日は一日ダラダラと自堕落に過ごした。
夜、テリー・ツワイゴフ監督の『ゴーストワールド』を観る。
オッホの黒川麻衣さんからも薦められていたのだが、
面白くて、イイ映画だった。
服や美術のセンスも素敵だった。
麻衣さんはスティーブ・ブシェミが素敵だと言うが、
おじさんはソーラ・バーチの可愛いさにやられた!
さっそく別のヤツも観ようと思うのだが、
あのキャラクターだからというのもあるかも知れない。
明日は岩本家に遊びに行く予定。
朝、昨日に引き続き、1970代ものの映画を観てみた。
勅使河原宏監督の『サマーソルジャー』だ。
サニーデイ・サービスの代表曲に同名のものがあるが、
おそらくはこの映画が元ネタだろう。
映画は可もなく不可もなくだったが、
主役のアメリカ人の脱走兵が、
動物電気の小林健一にそっくりだった。
あと若いころの黒柳徹子は、
思ってた以上に演技が上手くて、びっくりした。
今、午後2時。
人と会う約束もないので、部屋の片付けでもしよう。
今日、ルースターズの開幕戦。
知らない人のために説明すると、
ルースターズは、
猫のホテルの役者を中心とした草野球チームで
チーム発足の頃は
『いまさら野球かよ…』
と、かなり冷ややかなスタンスで傍観する立場を取っていたのだが
いつの頃からか、頻繁に参加するようになった。
最近は自主トレにも励んでいる。
子供の頃から野球は苦手で、あまり好きではなかった。
特に、失敗してチームの連中にガミガミ言われたりすると
子供心に
『何故そこまでムキになるのか?』
と不思議で、
自分でも驚くほど気持ちが萎えて、ヤル気がなくなった。
しかし、自分もイイ歳になり、
『いやあ…人生はままならんなあ…へへへ。』
と苦笑いのひとつも出るようになると
本当に不思議なもので、
逆に、苦手な野球をするのが楽しくなってきた。
今日はあまり活躍も出来なかったが、いい試合だった。
ただ、あまりにも健康的に一日を終えるのも問題と思え、
試合後は飲みに行かず、
家で藤田敏八監督の『八月の濡れた砂』をひとり観る。
じーんときた。
子供は自由でいいねえ。
(写真は近所の公園の壁に描かれていたもの)
今日稽古前、家の近くの公園でランニングをしていると、
泣いている5歳くらいの女の子を見掛けた。
兄妹で公園にテニスをしにきたのだが、
2つ上くらいの兄に意地悪されたようだ。
妹がヘタなので、兄がそれを理由に
『お前とはやらない。』といった事情らしい。
ひさしぶりに大人ぶってみようと思い、近付いて
「あ…な、仲良くね…。あれ…。兄妹でしょ?……ね?」
と言ってみた。
泣いていた女の子がギクリとした顔をして、兄を見た。
兄の顔にも『同様です』と書いてあるようだった。
そう!よく言われることだが、
普段の私は『変質者』と間違われることが多い。
妹は逃げるようにして兄の後ろに隠れ、
兄は『妹を守らなければ』という顔になった。
逃げるようにして再びランニングを続けたが、
見ると兄妹も仲良くテニスを再開したようだった。
なにか腑に落ちないところもあったが、
まあ結果オーライということで…。
昨日のことだが、下北沢の駅でゲロを吐いている若いサラリーマンを見かけた。
電車に乗り込むと、扉のそばにすぐ座り込んだ。
スーツはゲロまみれで、男性の回りにちょっとした広場が出来た。
しばらくして男は携帯を取り出して、どこかに電話しだした。
「もしもし…。俺…。
もうダメだよ…。
先に寝ててくれよ…。
いいよ…。
だって俺、吐いちゃったもん…。
ハハッ、ゲロまみれだよ…。
こんな姿、君に見せられないよ…。
ハハッ、おかしいだろ?
笑ってくれよ…。
………。
え…?今、なんて言った?
………!
いいの?!。
こんな俺を待っててくれるの?
グスッ…。
おまっ…、おまっ…、おまびぇ…。
ウウッ…、ぐひぇひぇ。」
だいたい、こんな感じを電車の中で延々と続けていた。